地球

                  Le Petit Prince         小さな王子さま
 

☆ 地球・宝石の星



地球という星は宇宙から見ると、まるでコバルト色の宝石の星に見えるそうです。

この宝石の星は、単に色合いがうつくしいということだけでなく、そこに無数の人々の夢を有しているからこそ、私たちの地球は美しいのです。私たちが美しい宝石を胸に秘めているからこそ、地球は美しいのです。

この星が誕生し我々が生存できるようになるまでには、気の遠くなるような何十億年の年月と、これまた気の遠くなるような条件が無数に重なり合った偶然(?)により今、我々が生存できる環境がつくられたのです。

そしてこれを書いている私がいて、それを読んでいるあなたがいます。

ではその偶然(?)によりできた「地球」に住んでいる「自分自身」について考えてみましょう。

◆存在とは何か


すっごい難しそうな名前ですがどこかで聞いたような文句ですね。
そう、デカルトの方法序説で「我思う、故に我あり」としている言葉です。

全ての「存在」の前提にはそれを認識する主体の自分という存在がある。
自分がいなければ、全ての認識は成り立たない。
よって、自分という存在があるということを全ての思考の前提とする。
というようなことらしいです。

認識する主体である自分があるから、全ての存在を認識できる。
この「我思う、故に我あり」の言葉は次の言葉に書き替えてもおなじことです。

「我思う、故に宇宙あり」

この辺のところをネットでみつけた「創造科学」の文で以下に紹介します。





…「ここに、二つの宇宙がある、と頭の中で想像して下さい。

一つ目の宇宙は、銀河も太陽も惑星もみなあるが、人間がどこにもいない。生命もいない。物質だけの世界である。
もう一方の宇宙は、私たちが今住んでいる宇宙である。そこには人間という、知的生命が存在している。

さて、これら2つの宇宙は、どちらも「宇宙」には違いない。しかしその存在意義は、全く違っている。私たちの住んでいる宇宙において、人間は様々な知的探求により、宇宙の存在や様子を認識している。天文学者は星を探究し、理論物理学者は宇宙の起源を考え、工学者は星に探査ロケットを送っている。人間は宇宙に対し、様々なかかわり合いを持っているのである。

ところが知的生命の全くいない宇宙では、その宇宙は誰によっても認識されない。認識されないということは、その宇宙は「無きに等しい」ということである。いかに広大で美しい宇宙であろうと、誰によってもその存在や様子が認識されなければ、そのような宇宙は「存在しないに等しい」。「あってもない」のである。
「認識」ということを基準にすると、知的生命のいない宇宙は、たとえ存在しても、
「存在しない宇宙」である。
一方、知的生命のいる私たちの宇宙は、「存在する宇宙」ということになる。
実はこうしたことが、今、科学者の間で盛んに論議されるようになっているのである」

…以上です。

つまり、「生命」があるということは大変なことなんです。「生命」があるということは
全宇宙が存在するか、否かということなのです。




はじめに「心」がある。……



心の中に宇宙がある。

宇宙の中に島宇宙がある。

島宇宙の一つに銀河系宇宙がある。

銀河系宇宙の中に太陽系がある。

太陽系の中に地球がある。

地球の中に日本がある。

日本の中に自分がいる。

そして、その自分に「心」がある。




 以上、これまでこころの中に自然界があるとする仏教風アプローチでみてみました。

 次に、自然科学的アプローチにより、我々の生命存在の可能性の確率をみてみると以下、(www.konkyo.org から借用)のとおりです。


(長すぎると思う人は読まないでよい。読む人は下記の確率も考えながら、みてください。)



文中の( )内の数字は
確率を表します。
確率の可能性、妥当性をも考慮して読んでください。


惑星の生命維持に関する天文学的要素

1.銀河タイプ      (0.1)
@楕円形になってしまった(つまり渦巻き型でなくなった)場合:新しい星の誕生できる状態が早く終わり、その後に形成される惑星に生命が必要とする重元素が十分に存在しないことになる。
A不規則銀河の場合:重元素が十分に作られていないうえ、どの場所においても、時として、浴びせられる放射量が多すぎる。
    
2.銀河の大きさ      (0.1)
@小さすぎる場合:重力場が弱すぎて、超新星爆発によってできた重元素の大部分が逃げてしまう。重元素は慣性力だけで銀河間に飛び出してしまい、惑星の形成時に役立つことができない。
A大きすぎる場合:高等生物が存在するには放射能レベルが高すぎる。

3.超新星の位置とタイミング       (0.01)
@銀河系の形成の過程において、超新星の発生の位置が近すぎる、頻度が多すぎる、またはタイミングが遅すぎた場合:惑星に存在している生命が放射能によって破滅される。
A超新星の発生の位置が遠すぎる、頻度が少なすぎる、またはタイミングが早すぎた場合:惑星が誕生する際、生命が後に必要とする重元素が足りなくなる。

4.連星系の白色矮星(より大きな星を周る、きわめて高い密度を持つ非常に高温で白色の光を放つ小さな星。)
生命科学が必要とするフッ素が作り上げられる類の核融合は、この白色矮星の二重星にしか存在しない。(0.05)
@この種類の二重星が少なすぎる場合:後に形成されていく惑星に取り入れられ、生命化学を可能にするために十分なフッ素が作られない。
A逆に、多すぎる場合:全体的な星の密度が高すぎて、惑星の軌道が長期的に安定できないことになり、生命も存在できない。
B銀河の形成の過程でこの種類の二重星が起こるタイミングが早すぎた場合:フッ素が効率よく形成されるための十分な重元素がない状態を招く。
C逆に、タイミングが遅すぎた場合:惑星の形成時までにフッ素の生産が間に合わない状態を招く。

5.親星の位置。様々な理由で、渦巻き型銀河の渦状腕の間に位置する恒星でなければ、生命を維持できる惑星を持てない。同時に、この親星-惑星シス テムは共回転半径に位置づけられていなければ、その好ましい位置を維持できない。 (0.00001)
@渦状腕の中に位置している場合:星の密度が高すぎるため、放射線レベルが上昇し、惑星軌道が不安定になる。
A我々の太陽より、銀河の中心部から離れている場合:地球のような惑星を形成するのに必要な重元素が足りず、渦状腕が親星に追いつく時に、渦状腕に飲み込まれてしまう。
B太陽より中心部に近い場合:上記と同様に、星の密度の高い渦状腕に飲み込まれ、好ましい位置を長期間維持することはできない。

6.銀河中心部を周る星系システムの銀河平面から上下にそれる運動の度合 (0.1)
銀河の中心から発される極端に強い放射能から保護してくれる塵の雲から飛び出るほど上下にそれる運動が大きいと、惑星は一周期につき二度(約1億年ごと)この保護領域より外に位置することになる。放射能にさらされては、高等生物の生存には壊滅的だ。太陽は銀河平面からそれほどずれることのない数少ない星のひとつだ。

7.惑星システム内にある星の 数   (0.2)
二重星を周る惑星では安定した軌道を保つことができず、生命を維持することはできない。また、惑星がエネルギー源となる星をまわっていないなら、当然生命にとって寒すぎる。このため、生命を維持する惑星は孤立した星を周っている必要がある。

8.親銀河に対する親星の誕生時期   (0.2)
@太陽よりかなり遅い場合:その星はまだ安定した燃焼段階になっておらず、高等生物を維持できない。
A太陽よりかなり早い(その銀河の歴史の中でも早い段階で形成された星である)場合:地球のような惑星を形成するに必要な重元素は不十分だった。

9.親星の年齢      (0.4)
太陽よりかなり若い場合、また古い場合でも、安定した燃焼段階に入っていないため、光度が急激に変わりすぎる。

10. 親星の質量       (0.001)
@太陽より少しでも大きい場合:核融合が激しくなりすぎて、燃焼速度が速すぎ、光度が不安定になる。
A太陽より若干少ない場合:惑星が生命維持を保ち続けられるための星からの距離の範囲が狭くなりすぎて、たとえ適切な温度を維持できるちょうどよい距離を持つとしても、自転周期を遅くさせる潮汐摩擦力が極端に強くなり、自転周期が早いペースで遅くなる。

11. 親星の色(表面の温度による)       (0.4)
太陽より赤い(低温)、また青い(高温)場合、星から放射されるエネルギーの波長を表す「釣鐘型曲線」のグラフがその温度の変化によってどちらかの方に動く。そうなると、植物が有機物質をつくるという、光合成によるプロセスが悪影響を受けてしまうのだ。なぜなら、惑星の表面に地球と同じ適切な温度を保つには、星の放射エネルギーの総量も太陽と同じでなければならないのだが、その全放射エネルギーのうち可視スペクトルが占めている割合が変わり、光合成の効率が低くなってしまうからだ。その上、ある程度の紫外線も必要だ。
しかし、太陽の温度が少しでも低いならば、紫外線の量がかなり減り(従ってある種の栄養分が作られる効率が低下してしまう)、太陽の温度が少し高くなれば、紫外線の量がかなり増える(これは細胞の破損に繋がる)。(当然、これは オゾン層にも影響される)

12. 親星の光度変化と惑星での生命発展の関係      (0.0001)
@二酸化炭素などの濃度を低くすることによって温室効果を低下させる生物の到来が遅すぎる場合:光度の増加によって地球の温度も上昇して、温室効果のフィードバックが加速され、悪循環的に暴走してしまう。
A温室効果を低下させる生物の到来が早すぎる場合:温室効果の低下が早すぎるため、地球の温度が低くなり、悪循環的暴走によって氷河期となりかねな い。

13.アルベド、反射率(惑星表面が星の放射光を反射する効率)    (0.1)
@地球よりかなり高い場合:悪循環的に暴走してしまう氷河化が起こる。
A地球よりかなり低い場合:悪循環的に暴走してしまう温室効果が起こる。

14. 親星からの距離       (0.001)
@惑星が最適な距離より少し遠い場合:平均気温が低いため安定した水循環を保つことができなくなり、悪循環的に暴走してしまう氷河化が起こる。
A惑星が最適な距離より少し近い場合:平均気温が高いため安定した水循環を保つことができなくなり、悪循環的に暴走してしまう温室効果が起こる。

15. 惑星表面の重力(脱出速度)        (0.001)
@地球より強い場合:惑星の大気にメタンとアンモニアが多く残ってしまい、生命にとってこれらの濃度が高すぎ、有害な環境となってしまう。
A地球より弱い場合:惑星の大気から水分が多く脱出してしまう。

16. 軌道の離心率         (0.3)
地球の公転軌道の離心率の1.6%よりかなり高くなると、季節ごとの気温の変化が極端になりすぎる。
17. 惑星の軸の傾斜角度        (0.3)
@理想的である23.5度よりかなり高くなる場合:惑星の大部分での夏と冬の気温差が高等生物にとって極端になりすぎる。
A23.5度よりかなり低くなる場合:高等生物に適している気候を持つ範囲が極めて狭くなる。

18. 惑星の自転周期        (0.1)
24時間よりかなり長くなると、昼夜の温度差が大きくなりすぎる。
24時間よりかなり短くなると、風を引き起こす力が強くなるため、大気の風速が強くなりすぎる。

19. 惑星の年齢        (?)
@若すぎる場合:原始生命以外の生物にとって、自転周期が早すぎる。
A古すぎる場合:潮汐摩擦力によって自転周期が長くなりすぎる。

20. 惑星の初期の歴史、またそれ以降のアストロイドや彗星との衝突率 (0.1)
@地球よりかなり頻繁な場合:生息地の破壊によって、多くの生物が絶滅してしまう。

21. 地球よりかなり希な場合:生命が必要とする重元素が不足してしまう。つまり、生命を維持する惑星は最初のうちは外部からの物質を多く必要とし、後々 外部からの物質が少なくならなければならないということだ。

22. 惑星の磁場        (0.01)
@強すぎる場合:激しい電磁嵐が起こり、強くなりすぎたヴァンアレン帯と共にそれは有害な放射線の源となる。
A弱すぎる場合:地上生物は外部からの透過能の強い放射能から十分に守られなくなる。

23. 惑星と月の重力の相互作用      (0.1)
@地球と月の間のものよりかなり大きい場合:海や大気、また自転周期に対する潮汐摩擦力の影響が大きくなりすぎる。
A地球と月の間のものよりかなり小さい場合:地球の自転軸の傾斜角度の変動が気候の不安定性につながり、潮が弱くなるため海岸の水が停滞しがちになり、栄養分がとぼしくなる。

24. 地殻の厚さ        (0.01)
@地球よりかなり厚い場合:地殻の物質の酸化作用に酸素が使われすぎ、大気に入っていける酸素が少なくなりすぎる。地殻は、地球を覆う「錆」の層と考えてもおかしくはない。このいわゆる「錆」に酸素が多く取られすぎると、CO2、H2O や O2として大気に入っていける酸素が足りなくなるのだ。また同時に、地殻変動の活動が弱くなる。
A地球よりかなり薄い場合:火山や地殻変動の活動が激しくなりすぎ、火山噴火と大地震が頻繁に起こり、高等生物がよく育たなくなる。

25. 大気中の酸素量    (0.01)
@地球の 21%よりかなり高い場合:有機物が燃えやすくなりすぎる(火事がすぐ起こり、消火もなかなかできなくなる)。
A地球の 21%よりかなり低い場合:高等生物が必要とする酸素が足りない。

26. 大気中の酸素と窒素の比率        (0.1)
@窒素に対して酸素の比率が地球よりかなり高い場合:高等生物の生命化学の反応が速くなりすぎる。
A窒素に対して酸素の比率が地球よりかなり低い場合:高等生物の生命化学の反応が遅くなりすぎる。

27. 大気中の二酸化炭素の濃度        (0.01)
@地球よりかなり高い場合:悪循環的に暴走する温室効果となる。
A地球よりかなり低い場合:植物による光合成の効率が下がる。

28. 大気中の水蒸気の濃度        (0.01)
@地球よりかなり高い場合:悪循環的に暴走する温室効果となる。
A地球よりかなり低い場合:雨量の減少によって、地上の高等生物がよく育たなくなる。

29. 大気中の放電率        (0.1)
@地球よりかなり高い場合:火事による破壊が多くなりすぎる。
A地球よりかなり低い場合:大気中の窒素が十分に土に返されない状態になる。

30. 高層大気のオゾンの濃度     (0.01)
@地球よりかなり高い場合:地上の気温の低下により、高等生物の生活できる範囲が制限される。
A地球よりかなり低い場合:地上の気温が上昇し、それ以上に紫外線が強くなり、地上の生物に害を及ぼす。

31. 土壌の鉱化率        (0.1)
土に含まれている栄養分が乏しすぎても、また肥えすぎても、生命の種類や複雑性は制限されてしまう。

32. 地震活動     (0.1)
@強すぎる場合:高等生物にとってかなり破滅的だ。
A弱すぎる場合:河川流出によって海底に堆積された栄養分が、地殻変動による上昇を通じて大陸にリサイクルされるのに不十分となる。

33. 海と大陸の比率        (0.2)
海と陸の比率が地球の場合の3対1とかなり異なると、生命の多様性と複雑性はかなり制限される。




以上(抜粋)です。



宇宙の星の数は多くとも1023位とのことです。それに対して上記の確率からの知的生命の可能性はどんなに多く見積もっても、10-36とのことです。

以上の差違10-13から、超越的な「意志」を感じるか否かは各人の選択の自由にまかされています。

科学は確率は示すことはできても、それに意味をあたえるのは人間なのです。



掛け軸でこんな言葉があります。

 「独座大雄峰」

どこかで見たことがあるでしょう。

これは「悠々として座禅をしているように、おおきな気持ちにならなければならない」ということ、ではありません。

これは中国の大雄峰という山にいたお坊さんのはなしです。そこへやってきたお坊さんとの会話で禅の公案(勉強の問題)になっているそうです。



「如何ならんか、これ奇特の事」  (なにか変わったことはないですか。)

「独座す、大雄峰」  (わしがここにすわっている。これほどかわったことはない。)



「自分がいる」ということは本当に不思議、摩訶不思議。宇宙で一番不思議なことなんです。

どうして「自分」が存在するんでしょう。



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